畳の裏返しの時期

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畳の表面のゴザを畳表という。


なので、ゴザ部分の交換を表替えと言っている。



さらにゴザ…畳表は両面使える。

表替えのしたやつが傷んだら今度は裏返しして使う。

これは文字通り、裏返しと言っている。


裏返しは表替えの1/2~1/3程度の予算でできてしまうので、安価に部屋を綺麗にできる。

ちょっと良い目の上敷き敷くより安いかもしれない。
問題はその痛み具合と年数である。



2~3年で裏返しをと宣伝してる同業もいるが、普通はまずあり得ない。

しっかりしたものを選んでいれば、青みが抜けてツヤがと風合いが増してくる時期だからだ。



しかし大家族の居間だったら2~3年ということもあるかもしれない。




最高で25年目の裏返しをしたことがあるが、普通は10年を超えないようにした方が良いと思う。

5年過ぎたら裏返しを意識して、ササクレやムケがちょっとでも出たら直ぐ裏返しだ。

ケースバイケースではある。




裏返しして綺麗になったならないの感覚は、主観だ。

例えば5年くらいで裏返しすれば、10人中10人が綺麗になったと感じると思う。。


年数置けば置くほど、綺麗になったと感じる人が少なくなってくると思う。

なので自分は、実際にどれくらい綺麗になるかお客様にハッキリイメージして頂くテクニックを持っている。

セコく企業秘密ではあるがw




昨日は6年目の裏返し。良い目の国産が付いてたので、このくらいの年数だど流石に綺麗になった。

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